イエス・キリストに選ばれた弟子であるパウロは、ご自分が創立した教会に、キリストの死と甦りについて次のように書き送りました。
「私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられたこと、」(Tコリント15:3-4)
聖書すなわち、キリストが生まれる400年前に完成された旧約聖書は、キリストのご誕生のみならず、キリストの死と復活を予見して、書き送りました。そのような予言ができるのは全能の神様だけです。例として聖書の二か所を挙げます。イザヤ書と詩編からです。
「彼が私の民の背きのゆえに打たれ、生ける者の地から絶たれた(イザヤ53:8・新改訳2017)…彼が自分のいのちを 代償のささげ物とするなら、末長く子孫を見ることができ、【主】のみこころは彼によって成し遂げられる。」(イザヤ53:10・新改訳2017)
「あなたは あなたにある敬虔な者に 滅びをお見せにならない。」(詩編16:10・新改訳2017)
両方の預言の言葉によると来たるべき救い主は、死んだのちに、更に生きます。そのようなご計画を何百年も前に表しておくことができるのは、真の神様だけです。来週は、復活されたイエスを目撃した証人について学びましょう。