ご機嫌いかがですか、湘南恩寵教会の坂井です。
ちょっといつもと趣向を変えまして、クリスマスの讃美歌にまつわるお話をしてきましたが、最後にご紹介したいのは、「さやかに星はきらめき」(讃美歌2:219・日本基督教団出版局発行 訳詞:由木康)っていう讃美歌です。
これもほんとに美しい歌でして、あの、私は毎年クリスマスには、必ず1回はこの讃美歌を歌わないと気が済まないような思いがしてて、初めて、初めてこの歌を知った時の感動が今でも忘れられません。まだご存じない方には、もうぜひ知ってほしいんですね。いろんなところで歌われておりますし、それがYouTubeでたくさん公開されていますので、検索して聞いてみていただいてもいいと思いますけど、でもやっぱり、讃美歌っていうのはね、教会で歌ってなんぼですから、ぜひ、ぜひ教会に足をお運びいただきたいなと思います。
で、この「さやかに星はきらめき」っていう歌は、由木康先生による訳詞がすばらしいんですけれども、中でも、特に私の好きなところは、最後の3番の歌詞です。「『たがいに愛せよ』と説き、平和の道を教え、すべてのくびきをこぼち、自由をあたえたもう。げに主こそ平和の君、たぐいなき愛の人、伝えよ、 その福音を、ひろめよ、きよきみわざを、たたえよ、こえのかぎり。」っていう。
この歌に込められた思いが、まだ信仰告白をする前であった私のね、心をも強くとらえました。しばしば言われますけれども、まさしくキリスト教っていうのは、「愛」の宗教です。「互いに愛せよ」と、イエス様は教えてくださいました。「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ15:12)って。このイエス様の教えが、私たちには必要であるはずです。