ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今週はもうすぐクリスマスということで、ちょっといつもと趣向を変えて、クリスマスの讃美歌にまつわるお話をしておりますが、今日は讃美歌の106番「あら野のはてに」(日本基督教団出版局発行 訳詞:由木康)を紹介します。これも有名な曲なんですが、恥ずかしながら私は教会に来るまでは、こんな曲があることはさっぱり知りませんでした、いやぁ、もうこれは知れて、知れてよかったなと思いますよね。本当にこの歌を知ることができてよかったと思う、すごくきれいな讃美歌です。
サビのところで、「グロリヤ インエクセルシスデオ」という風に2回繰り返すんですね、その時にずっとこう伸ばして歌うんですけど、そこがほんとに神秘的で、はじめて聞いた時は、もうなんだか自分が天国にいるかのような思いがして、神様をとっても近くに覚えることができました。ぜひ教会に足をお運びいただいてね、一緒に歌ってほしいと思います。
で、この曲の元になっているのは、ルカ福音書2章に記されました最初のクリスマスの夜の出来事です。ほんと、最初のクリスマスなんですよね、天使の大軍が羊飼いたちのところに現れまして、高らかに賛美の歌を歌ったっていうんです。そのとき天使たちが歌ったのが、「いと高きところには栄光、神にあれ」(ルカ2:14)っていう、これをラテン語にすると、「グロリヤ インエクセルシスデオ」となります。
ぜひ皆さんも、天使たちと共にこの歌を歌って、いっしょにクリスマスを喜びましょう。天国の喜びがそこには必ずあります。