三川共基（松戸小金原教会牧師）

メッセージ： 呼びかけてみよう、神に

　おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。
　気持ちの良い朝を迎えられましたか？どのような朝であっても、まずは、心の奥にある言葉を、声に出して祈ってみてはいかがでしょうか。声に出して祈りをすることで、良い言葉をあなた自身の心に蓄えることができます。ただ、声に出して祈ることは、自分のためだけに行うのではありません。むしろ、あなたの生活を今日も支えている聖書の神を想うがゆえに、行ってみてはどうでしょうか。

　聖書の神は、人が真実な礼拝を行うことを求めています。そこに欠かせないものは、真実な祈りです。真実な祈りとは、聖書の神を「近しい存在」として呼びかけることです。「呼びかける」のですから、声に出すことが大切ということです。

　こうして神に呼びかけ、声を出してみると、自分の心の奥の声が、はっきりとしたものとなっていきます。自分の内側にこだまする声によって、見えなかった自分の心の奥を知ることもあります。そして何より、部屋の中に一人であっても、孤独ではないということを知ることができるでしょう。目には見えなくとも、あなたを守る神の存在を感じることができるからです。

　口を開いて、舌を用いて、神に呼びかけて、祈りを声に出すとき、そこで神があなたをどれほど尊く思っているかを知ることができます。さあ、神に呼びかける祈りの生活スタートです。