いかがお過ごしでいらっしゃいますか。東京都中野区にあります、江古田教会の浅野正紀です。
今日も聖書の言葉に耳を傾けましょう。今週は、祈りについて聖書から学んでいます。私たちは、決して自分の力で生きているのではありません。私たちは毎日、神から必要なものを与えられて、生きていくことができています。
ところで、私たちの人生は、喜びもあれば、苦しみもあります。苦しみにあった時、私たちが最初にするべきことは、神に助けを求めることです。詩編5編2節から4節に、次の信仰者の祈りが記されています。「主よ、わたしの言葉に耳を傾け つぶやきを聞き分けてください。わたしの王、わたしの神よ 助けを求めて叫ぶ声を聞いてください。あなたに向って祈ります。主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください。朝ごとに、わたしは御前に訴え出て あなたを仰ぎ望みます。」
神がこの世界を造り、動かしておられることを知っているのであれば、苦しい時も、助けを求めるべき方は、神以外にはおられません。この信仰者は、毎朝、神に助けを求めて、叫んでいます。それほどまでに、切実な苦しみの中にいることがわかります。この信仰者は、今自分が抱えている苦しみを乗り越えさせてくれる方は神だけであることを、よく分かっているからこそ、朝ごとに祈っています。
もし、今苦しいことがあるのならば、ぜひ、あなたも、神に助けを求めてください。