いかがお過ごしでいらっしゃいますか。東京都中野区にあります、江古田教会の浅野正紀です。
今日も聖書の言葉に耳を傾けましょう。今週は、祈りについて聖書から学んでいます。
私たちは、自分自身が祈ることも大切ですが、人に祈ってもらうことも同じように大切なことです。パウロは、こう語っています。テサロニケの信徒への手紙二 3章1節です。「終わりに、兄弟たち、わたしたちのために祈ってください。主の言葉が、あなたがたのところでそうであったように、速やかに宣べ伝えられ、あがめられるように」
パウロは、自分が手紙を書き送っているキリスト者に、「わたしたちのために祈ってください」とお願いしています。私たちは、キリスト者同士で祈り合うことによって、信仰生活が支えられます。私たちは、決して、自分の力で生きているのではありません。私たちは、神に背く罪を持っているので、神の前で罪を犯してしまうことがあります。また、私たちは、生きていく中で恐れにとりつかれて、一歩も動けなくなってしまうこともあります。
ですから、自分の弱さを認めて、同じ信仰を持っている仲間に、自分のために祈ってもらえるように頼むことが重要です。人に祈ってもらうことによって、力が与えられ、今日を生きていくことができます。ぜひあなたも、キリスト教会で共に祈る生活を始めてみませんか。