あさのことば 2023年11月 3日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

朴徹(筑波みことば教会牧師)

朴徹(筑波みことば教会牧師)

メッセージ: キリストと共に苦しむなら



 おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。筑波みことば教会、牧師の朴徹です。
 聖書では、クリスチャンのことを「神様の子ども」と呼びます。神様の子どもであれば、神様から愛され、またいつかは、神様の財産を相続することになります。

 それでは、「何を相続するのか」と言いますと、それは、神様がお与えになる「永遠の命」です。これは大変嬉しいことですが、しかし、新約聖書ローマの信徒への手紙の8章17節には、このように書いてあります。「キリストと共に苦しむなら、共にその栄光をも受けるからです」。「キリストと共に苦しむ」…イエス・キリストを救い主と信じる人は、この世にあっては、キリストと共に苦しむ、というのです。

 また、フィリピの信徒への手紙1章29節には、こうもあります。「つまり、あなたがたには、キリストを信じることだけでなく、キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられているのです」。 ここで、「キリストのために苦しむ」こと、それが、「恵み」であるともいうのです。イエス・キリストを信じて、イエス様の教えに従って生きる。それは確かに素晴らしい人生ですが、世にあっては、それによって苦しみを受けることも度々起こります。

 しかし、クリスチャンの人生は、決して苦しみのままでは終わりません。永遠の命を待ち望む者として、いつかそれが恵みとして与えられる。いつか必ず、イエス・キリストと共に栄光を受ける。神様の子どもであるクリスチャンには、そのような素晴らしい将来が約束されているのです。

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