おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。筑波みことば教会、牧師の朴徹です。
新約聖書マタイによる福音書の第3章には、イエス様が洗礼をお受けになられた時の様子が描かれています。イエス様が洗礼者ヨハネから洗礼を受け、水の中から上がられると、天が開いて、神の霊が鳩のようにご自分の上に降って来ました。そして天から、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」(マタイ3:17)という、神様の声が聞こえました。
神様は、イエス様のことを「わたしの愛する子」であると言われ、また「わたしの心に適う者」とも言われました。新約聖書は主に、ギリシャ語で記されていますが、この「わたしの心に適う者」というもとの言葉は、「わたしはこれを喜ぶ」と訳すこともできます。「わたしはこれを喜ぶ」、つまり、神様は、イエス様を喜ぶ。イエス様は、神様にとって喜びであるのです。イエス様が神様の喜びであるならば、私たちがイエス様と共に歩むこともまた、神様の喜びでしょう。
人は誰でも、イエス様と共に生きるならば、神様の御心に適う素晴らしい人生とされます。イエス様を救い主と信じ、イエス様と共に生きる。そのようにして、人は、神様に喜ばれ、また、神様を喜ぶ人生を送ることができるのです。イエス様は、その素晴らしい知らせ、「福音」を伝えるために、この世に来られたのです。