おはようございます。今日もお元気にお目覚めですか。三郷教会の持田浩次です。
イエス様が十字架にかかられる週の日曜日、弟子たちに、ロバの子を借りてくるように言われました。まだだれも人を乗せたことのないロバの子です。弟子たちは、言われたとおりにロバの子を借りてきました。イエス様は、ロバの子に乗ってエルサレムの都に入っていかれたのです。その時、多くの人が、イエス様を喜んで歓迎しました。自分の服を道に敷いたり、野原から葉のついた枝を切ってきて、道に敷きました。そして、「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように」(マルコ11:9)と叫びました。ホサナとは、イスラエルの言葉で「救ってください」という意味です。
イエス様は、戦いに使う馬ではなく、ロバに乗って都に入られました。しかも、子供のロバでした。それは、イエス様が平和の王として来られたからです。それによってイエス様は、強い王様ではなく、へりくだった救い主であることを示されました。しかもこのことが、500年も前に、旧約聖書の「ゼカリヤ書」で預言されていました。
イエス様は、あなたや私に神様との平和を与えてくださる平和の王です。人との戦いに勝つためではなく、私たちを罪や死から救うために、十字架にかかるために来られた救い主です。
今日の聖書の言葉「娘シオンよ、大いに踊れ。娘エルサレムよ、歓呼の声をあげよ。見よ、あなたの王が来る。彼は神に従い、勝利を与えられた者 高ぶることなく、ろばに乗って来る 雌ろばの子であるろばに乗って。」ゼカリヤ書9章9節