おはようございます。今日もお元気にお目覚めですか。三郷教会の持田浩次です。
ある時、イエス様は、カナン人が住む町にいかれました。現在のレバノンです。そこに女性が来て、「わたしを憐れんでください」(マタイ15:22)と叫びました。その人の娘は病気でした。しかし、弟子たちは、イエス様に「この女を追い払ってください」(マタイ15:23)と言いました。その頃、カナン人との仲が悪かったからです。イエス様は、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」(マタイ15:24)と言われましたが、それでもこの人は、あきらめずにひれ伏して、助けを求めました。
そしてイエス様が、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」(マタイ15:26)と言われました。これは、イエス様の役割がイスラエル人を優先することを意味していました。それでもこの人は、「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです」(マタイ15:27)と答えたのです。この人は、飼い犬でも主人の食卓から落ちるパン屑を食べるように、カナン人でもイエス様のおこぼれにあずかれる、と信じたのです。
この言葉を聞いて、イエス様は、「あなたの信仰は立派だ」(マタイ15:28)と言われました。それは、この人がずっとイエス様の愛を信頼し続け、疑わなかったからです。あなたも、イエス様の愛を決して疑わず、ずっと信じ続けてください。
今日の聖書の言葉、イエス・キリストの言葉「イエスはお答えになった。『婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。』そのとき、娘の病気はいやされた。」マタイによる福音書15章28節