長谷川はるひ（新潟教会牧師）

メッセージ： 主はわが牧者

　いかがお過ごしですか。新潟教会牧師、長谷川はるひと申します。
　「エホバ（主）はわが牧者なり　われ乏しきことあらじ」（詩編23:1・文語訳）これは、聖書にあります大変有名な詩、詩編23篇の冒頭の部分です。文語訳でお読みいたしました。

　「主はわが牧者なり」、牧者というのは、羊飼いのことです。「導く者」「守る者」という意味もあります。羊は、とても弱い動物です。1匹で野原にいたら、狼に食べられてしまいます。迷子になりやすいので、草のある場所や水のある場所に導いていかなければなりません。ですから、羊飼いは、羊を導く者、羊を守る者なのです。

　わたしは、羊のように弱く、迷いやすい者ですが、神さまが、わたしの羊飼いで、わたしを導き、守ってくださいます。ですから、「われ乏しきことあらじ」、わたしには不足することはありません。すべてが備えられています。

　みなさんは、これからどうすればいいか、迷うことはあるでしょうか？狼のようなおそろしい敵に、おそわれているようなことはあるでしょうか？あなたが迷子になりそうなとき、あなたの人生が脅かされそうなとき、あなたを守り、導いてくださるのは、イエス・キリストの父なる神さまです。

　この世界を作り、あなたを愛しておられる唯一の真の神さまが、あなたの羊飼いです。「エホバ（主）はわが牧者なり　われ乏しきことあらじ」（詩編23:1・文語訳）

※音声では「エホバ」を「主」と読み替えています