ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
私が教会に行き始めたきっかけは、病気が原因でした。私は、大学生の頃に、心身のバランスが崩して、家で閉じこもりのような生活を送っていました。人がたくさん乗り合わせる電車に乗れなくなってしまったからです。その頃、友人たちは皆、大学を卒業して社会に出ていってしまったのに、自分だけは何もできない毎日を送っていました。
そのとき私は、聖書に巡り合い、救い主イエスがたくさんの人の病を癒してくださった物語を読みました。だから、自分もイエス様に病を癒してほしいと願いながら、教会に通い、神様を信じてクリスチャンになったのです。そして、イエス様が自分を癒してくださるようにと祈り続けました。
それから長い年月が流れて、私は、65歳となった今も、信仰生活を続けています。しかし、私は今でも、緊張して、人と一緒に楽しく食事をすることができません。また、電車に乗ることが苦手で、ここ数年間は、一度も電車に乗ったことがありません。でも私は、クリスチャンになった数年後に、牧師になる決心が与えられ、やがて、牧師になることができました。私の人生は、確かに変わったのです。神様は、私の思いをはるかに超えた答えを、私に与えてくださったのです。
聖書の言葉「だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。」コリントの信徒への手紙二 12章9節です。