伊藤築志（田無教会牧師）

メッセージ： 疲れたあなたに必要な休息

　おはようございます。田無教会牧師の伊藤築志です。
　月曜日の朝、お目覚めはいかがですか。先週の疲れを引きずっておられませんか。

　「疲れ」というのには、いろいろな種類がありますね。一つ、「休憩もせずにたくさん活動した後の疲れ」。どんなに楽しい、趣味でも遊びでも、ずっと続けていたら疲れます。どんなことにも、適度な休憩が必要です。私も、牧師になって、まさに「天職」と言いますか、働きを毎日楽しんでいますけれども、それでも、休憩をとったり、休日を作ったりしなければ、疲れ果ててしまい、働きを楽しみ続けることができません。

　そしてもう一つ、「嫌いなことに、嫌々ながら取り組む時の疲れ」もあります。サラリーマン時代の会社の先輩に、「疲れた」が口癖の人がいました。その先輩は、月曜の朝、出社するなり、「疲れた」と言っていました。苦手な仕事に取り組まなければならない日は、職場への足取りが重くなり、出勤するだけで疲れてしまいますね。

　イエス様は、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」（マタイ11:28）とおっしゃって、お疲れのあなたを、休息へと招いておられます。今日は出勤だよ、休むわけにはいかないよ…という方も、休憩時間に、イエス様のお名前を呼んで、お祈りしてみてください。イエス様と一緒にいるその時間が、あなたにとって良い休息になるはずです。