あさのことば 2023年7月18日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

玉井宣行(所沢ニューライフ教会牧師)

玉井宣行(所沢ニューライフ教会牧師)

メッセージ: 人間と生き物の回復



 ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
 ペットと会話をしながら過ごしていると、飼い主のかなりの言葉を理解していることに気づきます。さらには、飼い主の心が折れている時には、飼い主を見つめながら、そばに寄り添っている姿を何度も目にします。

 聖書は、神が天地を創造されたことを語っています。だから、人間は、言葉を用いて神と会話することができます。同様に、人間と生き物もまた、十二分な意思疎通ができたのだと思います。しかし、人間が神との約束に違反することによって、神の存在がわからなくなるという罪に落ちました。この罪によって、人間と生き物の間の意志疎通も限定されたものになったのでしょう。

 聖書は、このような生き物について語っています。「被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。」(ローマ8:22)と。

 もし人間が、キリストという神を信じて、もう一度神のところに帰ることができるならば、人間も生き物も、創造されたもとの状態を回復し、神をほめたたえながら、もっと自由な意思疎通ができるようになるのだと思います。キリストを信じることは、その人の罪が赦されるだけではなく、神が創造されたすべての被造物が回復されるという、ダイナミックな出来事であることを覚えるのです。

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