ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
最近の日本は、真相を究明する力が極端に落ちているような気がします。特に、政治家や地位の高い人に関する不祥事について、十分な説明がないままに、いつの間にか忘れられて行くケースが多くみられます。一つひとつの問題について、社会全体が真相究明から遠ざかり続けるならば、日本という国自体の世界における信頼度が、大きく損なわれるのではないかと心配します。
真実と嘘を識別する基準が不明確な日本の社会に、聖書は、「十戒」という十の神の言葉を語りかけています。その九番目の言葉は、「隣人に関して偽証してはならない。」(出エジプト20:16)です。神は、私たち人間を創造されました。そして、私たち一人ひとりを、かけがえのない存在として愛しておられます。ですから、神が愛しておられる隣人に対して嘘を言うということは、隣人の尊厳を著しくおとしめることになるのです。
隣人だけを見ているならば、私たちの基準は、徐々にあいまいになっていくでしょう。しかし、私たちを創造された絶対者である神を見すえるならば、神が定められた十戒の言葉の基準に立ち続けることができるのです。聖書をとおして、決してぶれることのない神の言葉に、耳を傾けてください。教会の門は、いつもあなたに向かって開かれています。