おはようございます。銚子栄光教会の牧師、佐野直史です。
今日も、聖書の言葉に聞きたいと思います。
旧約聖書の出エジプト記において、イスラエルの民は、奴隷の家エジプトの国から神様に導き出され、約束の地を目指して、荒れ野を旅していましたが、そこには食料や水がなく、神様は、日ごとに天からのパンである「マナ」を降らせ、人々の命を養われました。
後に、神の御子イエス・キリストは、そのマナの出来事に関連して、次のように言われました。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」(ヨハネ6:35)イエス様は、「天からのまことのパン」(ヨハネ6:32)はご自身を通して与えられることを語っています。
つまり、神様がイスラエルの民を日ごとに養い、生かし、満たされたマナの養いは、今や、命のパンであるイエス・キリストを通して、私たちに与えられることが語られているのです。イエス様の命のパンの養いは、神の言葉である聖書の御言葉によって、私たちに与えられます。イスラエルの民が、日ごとに1オメルのマナによって養われたように、イエス様は、日ごとに天からのパンである御言葉を与え、私たちの命を養い、満たしてくださるお方です。
イエス様は、主の祈りにおいて、「日ごとの糧を今日もお与えください」と祈るように教えられました。今日も、神様が天からのパンをもって、私たちの命を養ってくださることに期待をして、聖書の御言葉に聞きたいと思います。