おはようございます。坂戸教会の酒井啓介です。
今朝は、信仰を正しく使う一つの例をご紹介します。
信仰とは、聖書が教える神を信じ、その神の働きを信じる信仰です。もし、あなたが、嫌なことや難しい問題があって、つらい思いをしているなら、その問題を抱えながら、まず、あなたの信仰を神へ向けてください。聖書の中の詩編42編6節ではこう言われます。「なぜうなだれるのか、わたしの魂よ なぜ呻くのか。神を待ち望め。」
あなたの信仰を、問題の難しさや大きさへ向けるのではなく、神の方へ向ける。それこそ、てこで持ち上げるように、信仰を神の方へぐいっと向ける。信仰の間違った使い方は、神よりも問題へ信仰を向けて、問題がますます悪くなるように信じてしまう使い方です。もしものことを考えて備えるのはいいのですが、そのバランスが崩れると、問題を悪く考えるあまり、何もできなくなってしまいます。
このような信仰の使い方にならないように、詩編42編は、自分の信仰に語り、命じています。次のように語るのと同じです。「私の信仰よ、そんなに悩むな!すぐ、信仰を神に向けなさい。神の業に期待しなさい!」今日、あなたの信仰を、またはあなたの心を、神へ向けて過ごしてみてはいかがでしょうか。