おはようございます。坂戸教会の酒井啓介です。
あなたは、あなたの人間関係の中で、今日も一日過ごされることと思います。その人間関係について、聖書の第一コリント13章7節は、愛はすべてを信頼する、と教えています。
すべてを信頼するとは、どういうことなのでしょう。自分を繰り返し傷つけたことのある人をまた信頼しなければならないのでしょうか。難しいことでしょう。しかし、すべてを信頼する愛は、神様に基づく愛です。それは、神様は力があること信じ、やがて人を変えて、成長させてくださることがおできになることを信頼する、ということです。人が人を変えられなくても、神様が相手に働いて、変えてくださることがおできになります。
もちろん相手だけでなく、自分こそ神様が変えて下さると、聖書は教えています。創世記37章以降で、神様が、ヨセフと兄弟たちのこじれた関係を変えて下さって、長い時間がかかりましたが、彼らは和解できました。また新約聖書では、パウロを神様は変えてくださいました。
神様は人を変えて下さる、ということを信頼してください。私たちが思うようにすぐ変わらないかもしれませんが、神様の目にふさわしい時やペース、仕方で変えることがおできになります。