あさのことば 2023年6月20日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀昇(花小金井教会牧師)

小堀昇(花小金井教会牧師)

メッセージ: 神が涙を拭い取ってくださる



 お元気にお過ごしですか。私は、西武新宿線花小金井駅南口徒歩7分、日本キリスト改革派花小金井教会牧師の小堀昇でございます。今日もご一緒に、神様を見上げて歩んでまいりましょう。

 ヨハネ黙示録の21章3節以下で、次のように聖書は語ります。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」(ヨハネ黙示録21:3-4)

 私は時々、天国ってどんなところなのかな、考えることがあるんですね。天国には、死も嘆きも労苦も、涙もありません。神様が共にいてくださって、私の目の涙を直接に拭い取って下さる。きっと、私たちのこの貧しい言葉では、言い表すことができない、そんな素晴らしい場所なんだろうなと思います。

 あの富士見町教会の牧師だった、あの有名な植村正久先生が、体調を崩されて、まさに天国が間近に迫っていたそのときに、彼は一生懸命ドイツ語を勉強していたんですね。娘の環さんが来て、聞いたんです、お父さんどうして、今更ドイツ語なんて勉強しているの?…そう聞いたときに、先生が言ったそうです。「だって天国でマルチン・ルターに会ったときに、ドイツ語で話をしたいじゃないか」…こう言われたそうなんですね。

 私たちの一回だけの人生80年・29200日、90年としても32850日しかないのです。あなたは一回だけの人生、何処から来て、何処へ行こうとしていますか。どうか、あなたもイエス様を信じてください。そしてこの天国を、あなたのものとなさってください。イエス様は、あなたを愛しておられます。それではまた、ご機嫌よう。

Copyright (C) 2023 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.