お元気にお過ごしですか。私は、西武新宿線花小金井駅徒歩7分、日本キリスト改革派花小金井教会牧師の小堀昇でございます。今日もご一緒に、神様を見上げて歩んでまいりましょう。
最近、私の髪の毛は薄くなってきました。一生懸命毎朝、立たせようとするんですけれども、なかなか立ちません。しかし、神は、私のその髪の毛の数までも知っていて下さると、聖書は語ります。マタイによる福音書の10章29節以下で、聖書は、次のように語ります。「2羽の雀が1アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。あなたがたの髪の毛までも1本残らず数えられている。だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」(マタイ10:29-31)
雀というのは小さな鳥です。2羽で1アサリオン、5羽で2アサリオン(ルカ12:6参照)で売られているのです。アサリオンというのは、わずか3円とか4円です。貨幣単位というのは、それは、時と場所によって動きますけれども、要は、2羽や5羽一組にならなければ値が付かない、そんな価値しかないものなんです。つまり、それほどの価値しかないものでも、神様は見ていてくださるということなんです。
更には髪の毛。私は30代、ライオンのようにフサフサしていました。でも最近はもう床屋に行っても、すいてもらう必要もないほどになってしまいました。30万本とも、また15万本とも20万本ともいわれています。それが髪の毛の数です。でも神様は、その私の髪の毛の数を知っていてくださる、日々抜け行くこの髪の毛の数を知っていてくださる、いやそれほど私に、深い関心をはらって、私を愛していてくださる。この愛は、あなたにも注がれます。
小さな雀さえも守ってくださる神は、あなたを愛し、守って下さるお方です。どうぞあなたも、このお方を信じてください。