ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今週は、「詩編の祈りに心を合わせて」のシリーズで、今日は、詩編67編です。
この詩編では、「神よ、すべての民が あなたに感謝をささげますように。」(詩編67:4,6)という、こういう祈りが繰り返されているのが特徴です。つまり、「すべての人が神様に感謝をささげるようになりますように」って願っているわけですね。どうですか、そんな風に願ったことはありますか。「すべての人が神様に感謝をささげるようになりますように」って。少なくとも私は、そんな風に願ったことはありませんでした。
だけども、ちょっと想像してみてください。世界中の人々が、喜びに満たされて神に感謝をささげている姿っていうのを想像してみてください。すべての人が争いをやめて、憎み合うことも奪い合うこともなく、感謝をささげてるんです。その口からは、もう恨みやねたみや、嘆きやため息っていうのは消えて、ただ喜びと感謝の言葉があふれ出してくるって、それ本当に…本当に幸いな光景だと思うんです。
そんな風に世界中が感謝に満たされるように。そのために、神様、私たちを祝福してくださいとも祈りたいと思います。この詩編67編のはじめと終わりも、神への祝福を切実に願い求める祈りです。「神がわたしたちを憐れみ、祝福し 御顔の輝きを わたしたちに向けてくださいますように」(詩編67:2)、「神がわたしたちを祝福してくださいますように。」(詩編67:8)って。
神はね、必ず祝福してくださいます。だから世界中のみんなで共に、神の祝福を求めて祈りましょう。暗い雲がかかっている私たちの時代には、この祈りの一致が必要なんです。