おはようございます。川越教会牧師、木村恭子です。
今週は、教会に行くこと、特に礼拝の恵みについてお話ししてきました。
コロナ禍で、礼拝に集まることが難しい時期がありました。それで教会は、インターネットを通じて礼拝を提供することを始めました。遠隔地の方や入院中の方、高齢者施設の方も、礼拝の恵みを共有することができます。礼拝に行きたくてもいけない時、あるいは、そういう状況の方には有益です。
ですが、リアルで集まる礼拝には、インターネット礼拝では得られない恵みがあります。本来、礼拝は、神の民が神の御前に集められる、というものです。隣人の賛美に自分の声を重ね、同じ信仰を告白し、祈りに心を合わせます。洗礼式や聖餐式は、集まることで与れる恵みです。
私たちは、礼拝の場で、同じ神を信じる方々と共に集められ、一緒に神を見上げます。そして、私も神の民の一人だ、ということを覚えるのです。ですから、教会とのかかわりを大切に、礼拝を中心に生活を整えてください。そういう歩みを、神は必ず祝福してくださいます。
イエスの言葉です。「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」(ヨハネ7:37-38)