あさのことば 2023年5月21日(日)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ: 礼拝について



 おはようございます。川越教会牧師、木村恭子です。
 今週は、教会について、特に礼拝についてお話しします。

 キリストの救いは、個人の救いに留まりません。「神の民に加えられる」という信仰です。別の言い方をすれば、死んだ後、天国に行けるだけでなく、生きているときから、神と共に、また同じ信仰を持つ人々と共に生きる。そして死んだ後、天国に移される、という教えです。ですから、地上では、教会とのつながりが大切で、中心は日曜日、主の日の礼拝です。

 イエス・キリストは、天にお帰りになる直前に、弟子たちにこう言われました。「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」(マタイ28:19-20)

 聖書を教え、洗礼を通して、人々をキリストの弟子にしなさいというのです。これは、今も教会を通して、特に礼拝を通してなされる働きです。キリストの恵みが満ち満ちている場が礼拝であり、そこに、キリストの弟子たちが集められます。キリストの弟子になることが神の民となること、これが「救われる」ということです。教会と無関係の救いはありません。

 ですから、キリスト教に関心があるならまず、教会の礼拝に出席してください。その際、聖書を正しく教える教会を選ぶことが大切です。

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