いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
新約聖書のヨハネの手紙一 第1章3節と4節に、こう記されています。「わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。わたしたちの交わりは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。わたしたちがこれらのことを書くのは、わたしたちの喜びが満ちあふれるようになるためです。」
ここでヨハネは、自分たちが見て、聞いた、イエス・キリストの福音を伝える目的を記しています。なぜ、ヨハネは、自分たちが見て、聞いた、イエス・キリストの福音を伝えるのか。それは、イエス・キリストの福音を聞いた私たちが、ヨハネたちとの交わりを持つようになるためであるのです。
このことは、具体的に言えば、キリスト教会の交わりに加わることを意味しています。この「あさのことば」では、いろいろな教会の牧師が、イエス・キリストの福音を伝えています。その目的の一つは、イエス・キリストの福音を聞いた人が、教会を訪れて、教会の交わりに加わることであるのです。
残念ながら、様々な事情のために、教会に行くことができない人もおられると思います。けれども、可能な方は、ぜひお近くの教会をお訪ねください。教会の交わりの中心にあるもの、それは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。教会の交わりに加わるとは、御父と御子イエス・キリストとの交わりに加わることであるのです。