村田寿和（羽生栄光教会牧師）

メッセージ： 永遠の命

　いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
　今週は、新約聖書の「ヨハネの手紙一」からお話ししたいと思います。「ヨハネの手紙一」は、イエス・キリストの使徒ヨハネが書き記した手紙です。ヨハネは、この手紙を紀元1世紀の小アジアの教会に宛てて書き記しました。

　では、私たちに関係がないのかと言うと、そうではありません。なぜなら、聖書は、生ける神の言葉であるからです。神様は、聖書の言葉を通して、現代の日本に生きる私たちに語りかけてくださいます。そのような信仰をもって、「ヨハネの手紙一」の御言葉に耳を傾けていただきたいと願います。

　ヨハネがこの手紙を書き記した目的については、第5章13節に、こう記されています。「神の子の名を信じているあなたがたに、これらのことを書き送るのは、永遠の命を得ていることを悟らせたいからです。」

　「永遠の命」とは、永遠の命を持っておられる神様との親しい交わりに生きることです。神の子イエス・キリストは、父なる神様との親しい交わりである永遠の命を持っておられます。そのイエス・キリストを信じる人は、神の子となる資格を与えられ、父なる神様との親しい交わり、永遠の命を得ることができるのです。どうぞあなたも、神の子イエス・キリストを信じて、永遠の命を自分のものとしてください。