おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。
イエス・キリストは、「わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。」(ヨハネ14:13)と、破格の申し出をしてくださいました。その言葉には目を丸くします。
でも、「何でもかなう」なんてこと、本当にあるのでしょうか。この言葉を信じて、いろいろと願ってみたけれど、何もかなわなかった、という方もいらっしゃるのかもしれません。じゃあ、聖書は、嘘を語っているのでしょうか。実はそうではありません。
ここでイエス・キリストが言った「何でもかなえてあげよう」とは、どんな願いであっても必ず実現する、という意味ではありません。大事なポイントは、イエスが、「わたしの名によって願うことは」と言ったことです。「イエスの名によって願う」とは、イエス・キリストの名を拝借することで、祈りや願いを聖書の告げる神まで通していただくということです。
イエスは神の子ですから、顔パスで神にお会いすることができます。それに、神の子の願いならば、神もすんなり聞き入れてくださるという寸法です。イエスの名を拝借して祈るとき、その祈りは、確かに神に聞き入れていただくことができるのです。