おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。筑波みことば教会、牧師の朴徹です。
新約聖書ローマの信徒への手紙12章には、「わたしたちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの体を形づくっており、各自は互いに部分なのです。」(ローマ12:5)という言葉があります。「キリストの体」というのは、教会のことを指しているのですが、「一つの体は多くの部分から成り立ってい」(ローマ12:4)る、ともあります。つまり、教会には、たくさんの体の部分があるということです。
この社会と同じように、教会にも、大きいものもあれば、小さいものもある。強いものもあれば、弱いものもある。それぞれ個性があって、違いがある、様々な人たちがいるのです。しかし、その様々な個性のある人たちが、イエス・キリストに結ばれて、互いに組み合わされて、一つの体、教会とされるというのです。
不完全な私たちですが、不完全のまま終わるのではなく、みんなと組み合わされていく時に、完全なキリストの体を成していく。しっかりとイエス・キリストにつながり、キリストにある兄弟姉妹とつながることによって、不完全な一人ひとりが、完全な教会を作り上げていくことができるようになる。
そのように、クリスチャンは、教会において、互いに愛し合い、頭である主イエス・キリストを中心として、キリストのために働く。その時、初めてこの世にあって、イエス・キリストを表すことができるようになるのです。