おはようございます。東京恩寵教会牧師の石原知弘です。
毎朝、自宅から教会まで歩いて行くのですが、そこで、不愉快な気持ちになることがあります。道のいたるところに、ゴミが捨てられているのです。空き缶やお菓子の袋など、たくさんのゴミが、あちらこちらに散乱しています。大通りに面している教会の前も例外ではなく、時に自転車が捨てられていることなどもあって、困ってしまいます。
ゴミや物を勝手に捨ててはいけませんが、それ以上に、私たちの人生にとって問題なのは、「造り主なる神を捨て」(申命記32:15)てしまうことです。多くの人は、神や信仰など必要ないと思い、空き缶をポイと捨てるように、神を人生から簡単に捨ててしまいます。
しかし、そのように、神を捨ててしまって信じないことを、聖書は、「罪」と言います。そして、そこから、道にゴミを捨てることなど、他の人のことを考えない悪い思いや行動が生まれてきます。
まずは、この罪を認めるところから始めたいと思います。私自身も、道にゴミは捨てていなくても、不愉快な気持ちや文句を、周りにまき散らしながら歩いているかもしれません。捨てるとすれば、そうした罪を自分の中から捨て去りたいと思います。聖書はそのことを、「古い人を脱ぎ捨て」(エフェソ4:22)と教えています。ゴミを捨てるように神を捨ててしまうのではなく、神を信じて、捨てるべき罪を捨て去りましょう。