いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
毎日の生活が順調に進んでいても、時に、トラブルが生じて悩んだり、解決できずに苦しむことがあります。一つや二つぐらいならまだしも、同時にたくさんのことが起こると、自分でもどうしていいかわからなくなることもあります。
旧約聖書の詩編に、神様を信じる人の思いがたくさん書かれています。それは、悩み、悔い改め、助けを求める言葉など様々です。「私を侮辱する人が大勢います」、「私は愚かで駄目な人間です」、「悩みから抜け出せません。どうしたらよいですか」と。
時には、自分を侮辱する人を念頭に置きつつ、神様に、「あなたの激しい怒りで彼らを倒してください」と願う言葉もあります。誰かを懲らしめてほしいと願うなんて、キリスト教らしくないと思う方もいるかもしれません。でも、「自分を苦しめる人を懲らしめて、私を守ってください」と願うのは、それほど神様のことを、自分の親のように信頼している現れなのです。
今悩んでいる人は、自分の思いを率直に神様へ打ち明けてみませんか。聖書の神様は、心の叫び声をしっかり受け止めてくださいます。「主は乏しい人々に耳を傾けてくださいます。主の民の捕われ人らを 決しておろそかにはされないでしょう。」(詩編69:34)