川杉安美（草加松原教会牧師）

メッセージ： イエス様とつながる信仰

　ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
　キリスト教は、自力、つまり、自分の力で救われるのではなく、イエス様によって救われる、と教えます。すべてが恵み、と教えます。

　けれども、なかなか分かってもらえないことがあります。宗教というと、道徳的・倫理的な規則に縛られるとか、禁欲したり修行を積んだりとか、どうしてもそういうイメージがあるようです。実は、クリスチャンになった人でも、時々、自分でやらないと、と力んでしまって、信仰生活が重荷になったり、疲れたりしてしまうことがあります。

　原因の一つに、イエス様が今も生きて働いておられる、イエス様が今共にいてくださる、それを見失ってしまうことがあるでしょう。イエス様が共にいてくださることを見失うと、自分一人になりますから、自分でやらないと、となります。イエス様が共にいてくださることが分かれば、イエス様にゆだね、助けていただき、守っていただくことができます。自分がクリスチャンらしくなっていくことや、クリスチャンとして生活していくことも、イエス様のお力でできることです。

　ヨハネによる福音書15章にある、イエス様の教えを抜粋します。「わたしにつながっていなさい…わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。…人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。」（ヨハネ15:4-5）

　イエス様を信じること、聖書の言葉を自分にあてはめること、それが、イエス様とつながることです。そうすれば、イエス様のお力が、あなたの上にのぞむのです。