あさのことば 2023年2月13日(月)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

長田詠喜(新所沢教会牧師)

長田詠喜(新所沢教会牧師)

メッセージ: キリストの十字架



 おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田です。
 今週は、教会のこと、礼拝のことについて知っていただきたいと思っています。

 教会では、時々、礼拝の中で「聖餐式」という式典をしているのをご存知でしょうか。牧師が、小さなパンとぶどう液の入った小さなカップをうやうやしく配り、信徒の方が、それを食べています。初めて来た方は、何をしているのかよくわからないかもしれません。

 この儀式、「聖餐式」は、教会ではとても重要な式で、聖書の説教と共に、礼拝の中心となるものです。聖書を見ますと、イエス様が十字架に着く直前、絵画などで有名なあの「最後の晩餐」の食事の時に、イエス様自ら、直々にこの儀式を定めたと書いてあります。それは、その翌日、イエス様が十字架にかかり、ご自分の血を流し、肉を割かれ、命を捨てて、私たちを救ってくださったことを忘れないようにするための儀式です。

 クリスチャンは、教会で何を信じているのかと言えば、それは、このイエス様が十字架で命を捨てて、私たちを救ってくださったことを信じているのです。教会の礼拝で聖餐式を行い、そのことを確かめる度に、クリスチャンは、癒され、慰められ、元気を得るのです。

 聖書をお読みします。「彼の受けた懲らしめによって わたしたちに平和が与えられ 彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。」(イザヤ53:5)

Copyright (C) 2023 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.