おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。 大宮教会牧師の辻幸宏です。
あなたは、自分自身のことを誇ることができるでしょうか?誇ることができないにしても、「悪い人間ではない」、「罪を犯すことはない」と思っておられるかと思います。
ところで、聖書は、次のように語ります。イエスさまのところに、ユダヤ人たちは、罪を犯した一人の女性を連れてきて、「こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか。」(ヨハネ8:5)と問いかけます。
このとき、イエスさまは、「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」(ヨハネ8:7)とお語りになります。そして、聖書は、「これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。」(ヨハネ8:9)と記します。
罪とは、私たちが行ったことばかりか、口から発する言葉、そして、私たちの心にまで及びます。誰一人、「自分は罪を犯したことはない」と語ることはできません。私たちも、この事実を受け入れることが求められています。しかし、この女性に対して、「わたしもあなたを罪に定めない。」(ヨハネ8:11)とお語りくださいます。自分自身の罪を受け入れ、イエスさまを信じる人は、イエスさまによる救いに生きることができます。