おはようございます。銚子栄光教会の牧師、佐野直史です。
今日も、聖書の言葉に聞きたいと思います。
ある時、イエス様が、人里離れたところで人々に福音を語り、治療の必要な人々を癒しておられると、夕暮れ時となったので、弟子たちは、群衆を解散させるよう、イエス様に提案しました。しかし、イエス様は人々を深く憐れみ、「行かせることはない。あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい。」(マタイ14:16)、とお命じになりました。
そこには、女性と子どもは別にして、男性だけで約5000人もの人々がいたようです。弟子たちは、「これだけの多くの人々を、どうしてお腹一杯にすることができるだろう」と思っていたのだと思います。しかもそこには、食べ物として、5つのパンと2匹の魚しかなかったのです。
しかし、イエス様がそれらを手に取り、天を仰いでお祈りをし、パンを裂いて弟子たちにお渡しになると、驚くべきことに、そのパンを弟子たちが人々に配ってもなくならない。魚もなくならない。すべての人に行き渡り、すべての人が満腹することができたのです。残ったパンくずを集めると、12の籠がいっぱいになっていました。
このように、神様は、驚くべき御力によって、私たちの必要を満たしてくださるお方です。私たちの魂も、肉体的な必要も、すべて満ち足らせてくださるお方です。その神様が、今日も私たちを深く憐れみ、恵みを与えようと招いておられます。今日は日曜日、ぜひあなたも、お近くの教会に足を運んでみてください。