おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
今年3日目の朝ですね。昨年末から帰省されていた方々も、そろそろ帰り支度のことを考える頃ではないでしょうか。楽しい時は、瞬く間に過ぎてしまいますよね。この放送をお聞きの方が、どうぞ今年、幸いな時間を過ごされますようにと祈っております。
聖書の一節に、「人生の年月は70年程のものです。健やかな人が80年を数えても得るところは労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。」(詩編90:10)という言葉があります。
私は最近、この言葉について深く考える時間がありました。あっという間の50代です。改めてこの言葉に出会い、残りの人生を逆算して歩んで行かなければならないなぁと、つくづく思う時でした。
皆さんは、この様な考えをどう思われるでしょうか。逆算した人生を歩むとは、すなわち、残りの人生をいかに生きるのか、でもあると思うのです。この聖書の言葉によれば、私の場合、残された2、30年、一方で労苦も災いも得ながら、そして日々、肉体の方は衰えていく中で、神と共に走り抜くことができれば、それは幸いなことではないか。そんな事を大真面目に思う時でした。限りある人生、聖書の言葉で自己吟味できる幸いな歩みが、今年も始まりました。