おはようございます。仙台教会の風間義信です。
あまり使われなくなったかもしれませんが、この11月は、霜月と言われます。その名の通り、日に日に霜も降りてくる冬の訪れを感じる頃ですが、なお、秋のお祭りも盛んです。それらには本来、祭られている神への信仰が関わっていますが、とかく信仰の話題は好まれないようです。信仰に熱心になりますと、警戒されてしまいがちです。特に、キリスト教は珍しがられ、見えない神をよく信じられますねと言われたりします。
確かに、まことの神は、私たちに見ることのできる方ではありません。ですから、いるといえばいるし、いないと思えばいないといったような、私の思いで決まってしまうかのような感じがあります。しかし、そうではありません。「ここにいる」と、人には見えない神が私たちにもわかるようにと、人間の姿を取られたのがイエス・キリストです。そして、この方を伝えているのが聖書です。
その聖書は、私たちを羊にたとえて、「羊はその声を知っているので、ついて行く。」(ヨハネ10:4)と言っています。この本物の声を語ってくださる方が、羊飼いにたとえられるイエス・キリストです。この方は、後ろから尻を叩くようにして羊を追いかけるのではなく、先頭に立って道を開き、「わたしは道であり、真理であり、命である。」(ヨハネ14:6)と、私たちを招き続けてくださっています。
あなたも聖書から、この方の声を聞いて、その声に従って、真理の道、命の道を歩んでいただきたいと願っています。