先週、「悪の起源」について、目撃者でもあった創造主から学びました。悪は、世界中の隅々にみるものですが、創造時は、創造主は全被造物が「非常に良かった」(創世記1:31・新改訳2017)としたので、悪は、当初存在しませんでした。
悪の起源は、良い天使として造られた悪魔の心の中から生まれました。死ぬためではなく、生きるために創造された人間は、悪魔に誘惑されて堕落し、死ぬべきものに変わりました。堕落した時、人類は、「この世にあって望みもなく、神もない者たちでした。」(エフェソ2:12・新改訳2017)しかし、神様は、ご自分の形に造った人間を愛したので、神様の救いの約束によって、人類のために希望が再びあらわれました。
というのは、神様は、悪魔に直面し、その悪魔を呪われました。たった一人の女の子孫は、「おまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ。」(創世記3:15・新改訳2017)と。女の子孫というのは、神様に立ちかえって敬虔な人間です。この女の子孫についての預言は、人を救い、悪魔を滅ぼす者を遣わすという約束です。その約束が、次のように果たされました。
つまり、その悪魔のわざを打ち破るために、神の御子が現れました。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ3:16・新改訳2017)