今朝は、「宇宙」や「人類」の起源に続けて、「結婚の起源」について、はじめの結婚の目撃者であった創造主のことばから学びましょう。
もし、だれかが地球を回って、色々な国を訪ねて行くなら、特に印象に残る一つの世界中の文化の共通点として、結婚の制度があります。また、この結婚の制度について、驚くべき事実に気付くでしょう。それは、結婚の制度の普遍性です。どこの国においても、男と女は、結婚したり、家族を作ったりします。
民族の文化には、聖書にいるアダムとエバの伝統が全くない文化においても、一定の結婚の習慣を守っております。もちろん、それぞれの結婚の習慣の中に幅があります。しかしながら、どこを見ても結婚があります。これはなぜでしょうか。聖書には、答えがあります。
一人目の人アダムを造った時、創造主なる神様はおおせられた、「人がひとりでいるのは良くない。わたしは人のために、ふさわしい助け手を造ろう。」(創世記2:18・新改訳2017)そののち、主は、人から取ったあばら骨を一人の女に造り上げ、人のところに連れて来られた。彼女を助け手としてアダムに与えられました。
そしてその後、神様は、この最初の夫婦を模範として、全人類のために、次のように結婚をお定めになりました。「男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。」(創世記2:24・新改訳2017)それゆえ、世界中、結婚の制度が守られております。