おはようございます。仙台教会の風間義信です。
この番組は、毎週土曜日に、ラジオから届けられています。週末、「土日」と言われますように、つながった休日の2日間というような感じがあります。
だからでしょうか、売り出されている手帳は、月曜日が一番先にあり、土曜日曜は、すみの方に小さくなっている物が多いようです。あえて、「日曜はじまり」という断り書きがあるということは、それだけ、日曜はじまりが珍しいからでしょう。それだけ土曜日の休みが定着して、土日がまとまった週末という考えが、馴染んできているからかもしれません。
確かに便利な面も多いかもしれませんが、これは、本来の考え方ではありません。聖書は、神がこの世界を造られた時、6日間で人を含めて造られ、7日目に休まれたことを教えています。そこで、この7日目を「安息日」と呼び、神を礼拝する日としました。
ところが、イエス・キリストが来られ、十字架にかけられた後に、週の初めの日、日曜日に復活されました。その時から、一週間の最後の日になされていた礼拝が、復活を記念する週の初めの日に行われるようになりました。
一週間の中には、いろいろなことが起こります。何でこんなことが起こるのかと、泣きたくなってしまうことも多くあります。だからこそ、死に打ち勝たれた、イエス・キリストの復活の力が必要です。これは、私たちが持っているものではありません。こちらにはないものなのですから、いただくしかありません。だからこそ、まず、最初にいただいて、一週間を歩み始める、こうして、週ごとの生活が支えられていくのです。