おはようございます。土曜日の朝のひとときをいかがお過ごしでしょうか。
マラソンのランナーは、42.195キロを走ります。彼は、この長いレースを一人で走り抜くのです。
信仰の人生は、マラソンのランナーに似ています。聖書には、こう記されています。「なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。」フィリピの信徒への手紙3章13節の後半から14節。
わたしたちは、イエス・キリストを信じることによって罪を赦されました。さらに、わたしたちは、救いの完成を目指して、信仰の人生を送っています。今やわたしたちは、神の国という目標に向かって、信仰生活の日々をひた走っているのです。それは、マラソンにたとえることのできる長い信仰の歩みです。
忘れてはならないのは、わたしたちの信仰生活の日々に、イエス・キリストが寄り添っていてくださるということです。わたしたちは、ひとりで神の国へのレースを走るのではありません。わたしたちが神の国というゴールに到達した暁に、わたしたちは、イエス・キリストから、永遠の命という賞をいただくのです。