おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
雪の降った朝は、窓の外を見なくても、空気感でそれが伝わってきます。聞こえてくる外の音が、雪に吸収されてしまうのか、響きが違います。
雪といえば、しばしば白さのたとえに使われます。雪のように白いといえば、その白さが想像できます。聖書の中にも、雪の白さに例えて、清さを表現した言葉が出てきます。「ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください わたしが清くなるように。わたしを洗ってください 雪よりも白くなるように。」旧約聖書の詩編51編に出てくる言葉です。
雪があまり降らないイメージのパレスチナですが、遠くに見えるヘルモン山の頂きは、いつも雪で覆われているそうです。罪から清められて、雪のようになりたいと願うこの詩編の作者も、きっと遠くに見える雪を見て、そう思ったのかもしれません。イエス・キリストこそ、わたしたちを雪よりも白く、罪から清めてくださるお方です。
今日の聖書の言葉「ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください わたしが清くなるように。わたしを洗ってください 雪よりも白くなるように。」旧約聖書詩編51編9節