おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
今から64年前の今日、南極の昭和基地に置き去りにされた、2頭の犬タロとジロの生存が確認されました。
その前の年に、天候悪化のために、南極観測隊は、やむを得ず同行していたカラフト犬15頭を残して、基地を去りました。誰もが犬たちの生存に悲観的でしたが、翌年、再び南極を訪れた観測隊に、タロとジロの2頭が、元気な姿で現れました。それで、この日を「タロとジロの日」、またの名を「愛と希望と勇気の日」と呼ぶようになりました。こうした話は、わたしたちを明るい気持ちにさせ、生きる希望や勇気を与えてくれます。
さて、イエス・キリストほど、生きる上で、愛と希望と勇気を与えてくれるお方は、他にいません。聖書には、イエス・キリストと出会った人々が、大勢登場します。とりわけ、ペトロやパウロの生涯は、キリストから頂いた愛と希望に満たされて、直面する困難を突き抜けて、力強く信仰に生かされています。
ラジオを聞いてくださっているあなたも、ぜひキリストの愛と希望に出会い、前向きに人生を歩むことができますように。
今日の聖書の言葉「わたしが今、肉において生きているのは、わたしを愛し、わたしのために身を献げられた神の子に対する信仰によるものです。」ガラテヤの信徒への手紙2章20節