あさのことば 2022年11月20日(日)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

メッセージ: 彼らの苦難を御自分の苦難とされる神



 いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
 旧約聖書のイザヤ書第63章8節と9節に、こう記されています。「主は言われた 彼らはわたしの民、偽りのない子らである、と。そして主は彼らの救い主となられた。彼らの苦難を常に御自分の苦難とし 御前に仕える御使いによって彼らを救い 愛と憐れみをもって彼らを贖い 昔から常に 彼らを負い、彼らを担ってくださった。」

 神様は、御自分の民の苦難を御自分の苦難としてくださる御方です。そしてここに、神の独り子が、私たちと同じ人となり、生まれてくださった理由があるのです。人生は苦難の連続ですね(ヨブ5:6-7参照)。その人生の苦難を御自分のものとするために、神の独り子が、人となってくださいました。神の独り子が、聖霊によって、処女(おとめ)マリアの胎に宿り、罪を別にして、私たちと同じ人となってくださったのです。

 それは、私たちの苦難を御自分の苦難とされるためでありました。まことの神であり、まことの人であるイエス・キリストは、私たちの苦難を御自分の苦難とするという十字架を背負って、歩んでくださいました。

 そのイエス・キリストが、今朝、あなたにこう言われます。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」(マルコ8:34)

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