おはようございます。松戸小金原教会の三川です。
祈りの最初の一歩は、聖書の神へ「ありがとう」と言うことです。今朝も、目を覚ますことができたことをまずは共に感謝しましょう。それ以外には、どのようなことに対して、「ありがとう」と言えるでしょうか。共に探していきましょう。
私たちの身の回りには、当たり前なことがたくさん広がっています。冷蔵庫を開けば食べ物があります。蛇口をひねればおいしい水を飲むことができます。ボタンひとつ押すだけで温かい風や冷たい風が出てきます。「アレ取って」と言えば、求めているものを誰かが持ってきてくれることもあります。私たちの身の回りには、自分の思い通りになることがたくさんあり、それが当たり前になっています。
一方で、思い通りにならないことがあると、イライラしてしまうことがあります。トイレットペーパーが無いとか、リモコンの電池が無いとか、「アレ取って」と言っても、誰からの反応も無いとか。そうした「ない」ことばかりが続いてしまうと、心の中は、イライラ・モヤモヤがいっぱいになってきます。
そういうときは、ちょっと一息ついて、今「ある」ものに目を向けてみませんか。食事が「ある」、安全な水が「ある」、会話する相手が「いる」、家族が「いる」。それらに目が向けられていくと、ほら、不思議と心には、「ありがとう」の思いが湧き出してきます。さあ、「ある」ものを発見する旅の始まりです。