いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
神様は、聖書によれば、最初に「光あれ」と語り、世界を造られました。さながら、ビックバンによって全宇宙が始まったかのようです。そして1日毎に、世界を整えて行かれました。
空を造り、地を造り、植物を造り、生物を造り、動物、家畜を造り、そして最後に、人間を造りました。人間は、男と女に造られました。そして、二人が結婚して子孫を増やし、人間に世界の管理が託されました。神が造られた世界は、「極めて良かった」(創世記1:31)と語られています。
新約聖書のエフェソの信徒への手紙1章4節には、「天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。」とあります。そして1章6節には、「神がその愛する御子によって与えてくださった輝かしい恵みを、わたしたちがたたえるためです。」と語られています。天地創造の前から、わたしたちは、神様を崇めてたたえるために選ばれ、創造されたわけです。神様を賛美し、たたえることは、神様を礼拝することを意味しています。
世界は、人間のために造られました。わたしたち人間は、その神様の力強い御力を崇め、賛美するために造られました。そして、礼拝を人生の中心において、世界の管理を果たして行くわけです。今、その後の人間の堕落により、世界は、極めて良かった状態から、罪と死の世界に変わってしまいました。
しかし、神様は、罪が入った世界を再び回復するために、イエス様を遣わし、わたしたちをもう一度、神様の栄光をたたえる者にしてくださいます。その時、わたしたちは、神様の創造の目的を果たしています。神様は、皆さんが神様に心を向けることを望んでおられます。