いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
世界は、「光あれ」との神様の言葉によって始まりました。そして、1日毎に6日間で、神様は世界を造られました。
この1日が、24時間の今の1日なのか、理解には多様性がありますが、地球、太陽、星と造られ、植物、動物等が造られて、6日目の最後に人間が造られました。ですから、光から始まった創造の働きは、人間を造って終わったのです。ということは、世界の創造と存在の目的は、人間のためであったということが分かります。
人間のために、天と地とすべてのものが造られました。ですから、人間は、創造の冠です。しかも、人間だけが、神にかたどって造られました。わたしたちは、神様に似ている者として造られた、というのです。そこに、人間の尊厳があります。人間は、神様に感謝し、神様を礼拝し、神様に従う存在として造られました。しかも、男と女に造られました。男性と女性が協力して、造られた世界を正しく管理することが求められています。それは何よりも、神様との正しい関係の中で成されます。
ところが、聖書は、その神様との正しい関係の中に造られた人間が、神様に逆らい、ヘビの誘惑によって堕落し、神様との交わりから追放されたことを語ります。この堕落が、今日の混乱と罪と死の原因です。ですから、わたしたちは、神様を信じなくなりました。けれども、今、神様は、イエス様を遣わして、わたしたちを神様のもとに招いておられます。
その働きは、教会やキリスト教のメディアによってなされています。神様を信ずるならば、わたしたちが、どれほど大切な存在として造られたのかが分かります。わたしたちの存在の目的も分かります。わたしたちは、神様に愛されて造られた存在なのです。