おはようございます。花見川キリスト教会牧師の中山仰です。
捨てられていた猫は、懐くまでに時間がかかります。初めのうちは、部屋の隅の方ばかりにいたり、物陰に隠れてばかりいます。そのうちに慣れて来て、自分はここにいてもいいのだと分かると、元気に跳ねまわり、飼い主に甘えたりします。それはそれは可愛いものです。そのような小動物の可愛さに癒されます。
ただし、私たち人間は、一度傷つくとなかなか回復しないのではないでしょうか。イエス・キリストは、そのような私たちに対して、「思い悩むな」と励ましてくださいます。本屋さんで、「心配事の9割は起こらない」(枡野俊明著)というタイトルの本を見かけたことがあります。私たちは、実に取り越し苦労で、独り相撲を取ることもあります。もちろん、誰にも相談できないような悩みを持つときがあります。
そんな私たちに対して、イエスさまは、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。」(マタイ11:28-29)、と優しく招いて、心からの癒しを与えてくださいます。
私たち人間の場合、精神的な苦痛や疲労は、人生に大きな試練や影となって迫ってきます。そのような時に、古今東西の多くの人々は、聖書の言葉によって、真に慰められています。あなたも、教会で聖書から解決を得ませんか。