おはようございます。神奈川県横浜市にある綱島教会で牧師をしております、小宮山裕一です。よろしくお願いします。
聖書の最初にはこう記されています。「初めに、神は天地を創造された」(創世記1:1)。この世界における初め。それが、この世界が神によって造られたということです。みなさんはこの言葉を聞いてどうおもうでしょうか。
この言葉は、この世界には神なる存在がいること、そして、その神が世界をお造りになったということを伝えています。確かに、この世界が始まるにあたっては、なんらかのきっかけが必要です。何もないところからは何も生まれません。それを、神ということもできるでしょう。
しかし、です。もし、その神なる存在がこの世界にいるのであれば、どうして、この世界はもっとましな世界にならないのか。どうして、私は苦しいのか。どうして、この世界には苦しみや悲しみがあるのか。神がいたからといって、なんの問題の解決にもならないのではないか、と思うかたもおられるでしょう。
それでも、私は思います。この世界には色々なつらいことがあっても、神がいると信じた方が前向きになれる、と。神なしの世界で、全てが偶然と感じられる世界の方が、よほどつらいのではないか、と。
この神を知るには、聖書を読むことです。神はただ一人、聖書の記す神のみが、本当の神さまです。聖書を読めば、神がわかります。是非、聖書を手にとってみてください。神のすばらしさがきっとわかります。