おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田です。
今週は、教会で行う洗礼式について、聖書が教えていることを聞いていきます。
みなさん、洗礼式というと、大きな水槽に入って、頭まで水に沈んでいる写真を見たことがあるかもしれません。これは、洗礼によって、私たちが一度この地上からいなくなり、新しく生まれることを表しています。
聖書は、洗礼について「洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかる」と説明しています。イエス・キリストというお方は、十字架で人の罪への罰の身代わりとして死に、その死からよみがえって、私たちの命を勝ち取ってくださいました。クリスチャンは、その命をいただいて生きる者です。
それは、私の命が、単純に長く延ばされるのではありません。自分勝手で、神様と人に罪を犯していた私は、イエス様の十字架の死と一緒に滅ぼされます。私たちは、罪と関係ないイエス様の命をいただきます。それは、新しい命への復活なのです。私たちが、洗礼によって、全く新しい命に生きる者とされていることを感謝しましょう。
聖書を読みます。「わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。」(ローマ6:4)