ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
わたしたちが、目を天に向かって上げるのは、どんなときでしょうか。友達と喧嘩をしたときや、勉強が上手く進まないとき、わたしたちは、むしろ、下を向いているような気がします。そして、心も暗くなっていることに気づきます。そんなわたしたちに、キリストという神が言われるのです。「天におられる神に目を向けて祈りなさい」と。
でも、なぜ天に向かって祈るのでしょうか。それは、神が、いつも天にいて、わたしたちや友達すべてを見ておられるからです。その神は、祈るわたしたちの心をよく見ておられます。わたしたちの心が悲しかったり、苦しかったりするときにも、神は、わたしたちの心の中をしっかりと見ておられるのです。そして、元気を出しなさい、神に祈りなさい、と語りかけてくださるのです。
心が悲しかったり、苦しかったりするときにこそ、心の目を天に上げて、「神よ、わたしの心を見てください、わたしの心を明るくしてください」と祈ってください。すべてを見ておられる神は、あなたの祈りに応えて、暗い心に明るい灯火(ともしび)をともしてくださるのです。
聖書の言葉です。「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る 天地を造られた主のもとから。」(詩編121:1-2)