ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
今から20年ほど前、日本は、経済的な絶頂期にありました。国民一人当たりのGDP(国民総生産)は、常に世界の上位でした。ですから、正社員が当たり前の時代でした。
しかし、日本の経済が下降線をたどるにつれて、正社員が減り、非正規社員が増え始めます。同じ能力をもっていても、正社員と非正規社員の経済格差は、働く年数とともに、開くばかりです。このような現実を前にして、わたしたちは、答えを見出すことができません。
人間を創造された神は、聖書をとおして、人間が働く意味を次のように語っています。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」(創世記1:28)と。神が創造されたすべての人間には、神が造られた被造物を支配する使命が与えられていると語るのです。
たとえ現実の矛盾の中で、答えを見出せなかったとしても、神は、ひとりひとりに相応しい働きの使命を与えておられます。その神に頼って、「神よ、わたしに与えられている働きの使命を教えてください」と祈るならば、神は必ず、ひとりひとりにその使命を教えてくださるのです。
聖書が語る神を信じ、神に祈り、神により頼んで生きてください。あなたを大切な存在として創造された神が、あなたに相応しい使命を必ず教えてくださるのです。